初夏の強い日差しの中、のぼってものぼっても終わりのないような坂道を歩いていたら、さすがにダウン 上に行くのをあきらめて、下りていく坂の途中に見つけた家。
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まさに“取り残されたような”木造の家。 この家だけが時間が止まってしまっているようです。
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ドアも窓も小さい。
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漢江路(ハンガンノ)をゆく
漢江路(ハンガンノ)に戻って三角地(サムガクチ)方面へ歩き、ある路地に入ると見える建物。
大きな木に囲まれ、ツタの這ったお屋敷風。玄関の柱が立派です。
このあやしさムード満点の建物、昔は一体どんな人が住んでいたのでしょうか?
今じゃ、マッドサイエンティストがいてもおかしくない雰囲気。
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近づいてみると、何か会社の研究所のようです。
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右側にある建物。門がまえの素晴らしいこと。アーチになってます。バラでも咲くのでしょうか?
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車がひっきりなしに走る漢江路を歩いていると、ぽっかりと空き地が見えてきました。木造の建物があやしさ満点。ちょうどフェンスに穴が開いていたので入ってみることにしました。
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火気厳禁・禁煙の文字。
ちなみに調べたところ、ハンジョン(漢字わからず)竜山倉庫というそうです。
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出入り口の真正面に見えてきたふるい建物。こわいながらも中に入ってしまいました。
書類は元の位置に、とありますが土砂でいっぱい。
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何かの道場? 木の柱は今にも崩れてきそうな勢い。 上にかかっている麻布には、義何とか合何とかと書いてあります。
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壁にあった絵。倭剣交戦とか、揆立(?)といった字が見えます。一体ここは何をしていた場所だったのか??誰か教えてーー。
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三角地ロータリーまで来ました。行き止まりの道の途中にある立派な建物。これは何かの社屋だったのでしょうか?まわりの家並みもなんとなく見覚えのあるような感じがしてしまいます
この通りに残っているマンホール。 真ん中は、“京城”の京の字をシンボライズ したものなのだそうです。
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丸窓にひし形窓が目立ちます。 この通りの感じもめまいしそうです、 どこかで見たようで。
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最後に、あるゆるい坂の途中にある無人のお屋敷。 テグタン(韓国のたらちりか)通りと呼ばれる通りをまっすぐ歩くと見えてきます。 玄関のかまえ、出窓の白い木の窓枠、家の構造・・・全てが心にぐっと来ます。 窓ガラスの向こうに見えているのかを確かめたくて目を凝らしてみるのですが、光が反射するばかり。 向かいには、工場の倉庫らしき建物が。 小窓は鉄の扉で覆われています。
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ここで建物探検はひとまず終了。クモンカゲ(個人商店)の軒先で紙コップのコーヒーを飲みながら, いろいろな思いをはせるのでした。 このあたりは、米軍基地があるのでおいそれと再開発ができないため、日本スタイルの古い建物がたくさん残 っているとのことです。
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