언니네이발관(オンニネイバルグァン)
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king
record 1996年
Synnaramusic 1999年
CUJO
Entertainment 2002年10月
Happy Robot 2004年7月
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私が韓国に来た理由の一つに、『オンニネのライブを見る』がありました。 一つというより、それがメイン。新村に住んで、弘大や大学路周辺のライブハウスに通う・・歌詞の意味が知りたい・・それだけで韓国語の勉強をやめなかったのよ。なんて単純なんでしょ。でもそんなものでしょ・・?? 彼氏がいるから来たわけじゃないのよ・・ オンニネイバルグァン(以下オンニネ)は、ボーカルの이석원(イ・ソグォン、芸名メロディ・マエストロ)が、高校3年の時に見たポルノ映画の題名からとったもの。 それがなんと宇野鴻一郎の日活ロマンポルノ『姉妹理容室』。 ロマンポルノ好きとして、彼のセンスにやられたわ。
1994年くらいから活動を開始。バンドメンバーの入れ替わりたちかわりを経て、第3集で大ブレイク、KBSのユン・ドヒョンのラブレター(人気の音楽番組)に出演も果たし、ライブ活動も現在さかんに行ってます。 ソグォン氏以外は、ヤングでアイドル要素もすこうしあるので(笑)、女の子のファンをどっさりつけることに成功しました。現在のメンバーは、이능룡(G、イ・ヌンリョン、芸名トムソンガゼル)、정무진(B、チョン・ムジン)、전대정(D、チョン・テジョン)。男4人バンドってあんまりいないような気が。
追記! 2005年、ベースのムジンが抜けました。ただいまベーシスト募集中だそうです。
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비둘기는
하눌의 쥐(ピドゥルギヌンハヌレチュィ)
おかしなタイトル。『鳩は空のねずみ』。 このアルバムか出たころから、韓国のインディーシーンが面白くなりだし、弘大に演奏空間=ライブハウスやクラブが増え始めたそう。(今残っているのはほんの少し、自然淘汰されていったのね)。 青春ギターポップ!『#1 푸훗(プフ)』は、もう今のソグォン氏では歌えないかもな、まっしぐらのポップ。ライブでも全然やらないし。 根強い人気の、『#2 동경(トンギョン・憧憬)』『#3 보여줄순
없겠지(ポヨジュルスンオッケッチ・見せられないだろ)』。 ちょっとひねくれた詞と、切ないギターメロディに、ソグォン氏の声。モダンロック(※韓国で流行りまくりのジャンルの一つ)の先駆者です。この時のギタリスト정대욱(チョン・テウック)は、現在ジュリアハートというバンドをやってます。
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후일담(フイルダン)
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後日談。完成度が高いです。アルバムに流れがあるというか。大衆を意識したような音作りをしてるなあ、という感じ。聴きやすいです。何曲かインストあり。 『#1 유리(ユーリ)』は、カラオケでも親しまれている名曲。ギターメロディが素晴らしい。『#3어제 만난 슈팅스타"(オジェマンナンシュティンスター・昨日見たシューティングスター 』では、認知度も人気も高いデリスパイスのメンバーがベースを弾いています。 さっぱりとまとまっているというのは、ほめ言葉でしょうか・・角が取れて丸くなった・・とでもいえばいいでしょうか。ソグォン氏の声が素晴らしすぎ。線が細いのだけれど、表現力に富んだ声。聴いているだけで優しい気持ちになれます。 このアルバムを作った後、メンバーにまとまりがなくなり、それぞれやりたいことをするために離れていきます。 そして、バンド活動休止へ。まったく消息がなくなってしまって、サイトもただいま、アルバム製作中、と書いてあるだけで更新されず、2002年まで待つことになるのです。
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꿈의
팝송(クメパッソン)
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2000年の冬くらいから出る出ると待ち続けているも、何の音沙汰もなく、公式サイトもトップに『レコーディング中』と書かれているだけ。このまま消えてしまうのかと思いきや、やってくれましたオンニネ、メンバーが若くなり新生オンニネとなって帰ってきてくれました。 キャラクターのサルのイラストを見たとき、正直げっと思いましたが慣れるものですね。Tシャツやノートなどのグッズがサムジ(韓国のインディーバンドの総合サイト)で売られています。 最初から最後までポップ全開で、広く多くの人に受けいられる曲が多く、アルバムは売れて、ライブもファンでいつもいっぱい。 新しいメンバーが絵的にいけるので、女子のハートもがっちりつかみました。たくさんの人が聞くようになって私は素直に嬉しい。韓国を代表するバンドになる日も近い! 鍵盤をフィーチャーして、音に広がりが出ました。 『#1 헤븐(ヘブン)』はキューピー3分クッキングのテーマ曲の、あのオルガンの音です。 『#2 날
잊었나요?(ナルイジョンナヨ?・僕を忘れたの?)』 『#5 울면서달리기(ウルミョンソタルリギ・泣きながら走る)』は切ない歌詞と泣きのメロディ、ソグォン氏の声でもう胸がいっぱいになります。ギターソロがココロの琴線に触れること間違いなし。きれいで悲しい歌です。 全体に流れのある筋の通ったアルバム。あっという間に聞き終えてしまいます。このアルバムで有名にもなったし、これは4枚目を作らなくちゃ!ということでメンバー、アルバム製作をがんばってます。
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순간을 믿어요(スンガヌルミドヨ)
セカンドアルバムで、ベースを担当していたイ・サンムン氏の追悼する意味で作られたともいえる、アルバム4枚目。 天国の彼に送る〝追悼アルバム〟の意味合いが濃いと言えます。 全体的に、ハードロック色が強く、バンドの音楽的な幅を広げようと努力しているのが伺えます。 けれども、せつないメロディのオンニネ節は健在。 『#2 태양없이 (テヤンオプシ 太陽なく) 』『#8 깊은 한숨(キップンハンスム 深いため息)』のような重くて暗い曲が好きです。 『#4 꿈의
팝송(クメパッソン 夢のポップソング』は、セカンドアルバムに収録されていた曲のリメイク。 すばらしいアレンジが加えられ、まったく別の新しいテイストに生まれ変わっています。
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